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Population

人口変化とその影響を明らかにし、変化対応を支援するブログです。

新書ランキングが高齢化で大変なことに!

新書ランキングが高齢化で大変なことになってます。


<2011年3月の新書ランキング>
1.老いの才覚/曽野綾子著/ベスト新書
2.100歳までボケない101の方法/白澤卓二著/文春新書
3.大局観/羽生善治著/角川oneテーマ21
4.日本語教室/井上ひさし著/新潮新書
5.日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか/竹田恒泰著/PHP新書
6.自分の始末/曽野綾子著/扶桑社新書
7.TPP亡国論/中野剛志著/集英社新書
8.知らないと恥をかく世界の大問題<2>/池上彰著/角川SSC新書
9.ONE PIECE STRONG WORDS<上巻>/尾田栄一郎著, 内田樹解説/集英社新書
10.津波災害/河田恵昭著/岩波新書

ジュンク堂書店広島駅前店。
※『新書ランキング』でGoogleで検索して一番上にきたサイトの結果を掲載。
出所: http://kaze.shinshomap.info/ranking/index.html




1位、2位、6位と明らかに高齢者向けの書籍がランクインしています。これが今の日本の実態です。
3月と言えば東日本大震災原発問題に関心が向かった月であり、日本の良さを論じた5位の『日本はなぜ世界で一番人気があるのか』や、10位の『津波災害』が売れたのは違和感がないかと思います。逆に違和感があるのは、1位の『老いの才覚』、2位の『100歳までボケない101の方法』など、明確に高齢者をターゲットにした本がランキングの上位にあるという点についてではないでしょうか。こういった高齢化関連本が、津波や、日本の主要政治課題であるTPPや、世界の大問題や、ワンピースを超えて圧倒的に売れているわけです。



このように新書ひとつとっても少子高齢化の進展によって売れ筋が変わってきています。しかもこれは現在の新書ランキングであり、今後はさらに高齢者向けの新書がランキングの上位にくると考えられます。なぜなら日本でさらに少子高齢化が進行するからです。現在は高齢者の人口に占める割合は20%強ですが、これが2055年には40%にまで上昇すると予測されています(関連エントリ:ディズニーランドで5人に2人が高齢者)。



少子高齢化の進展に伴い、新書だけでなく、あらゆるモノやサービスの売れ筋が変化していくと思います。