読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Population

人口変化とその影響を明らかにし、変化対応を支援するブログです。

少子高齢化の4つの意味:少子化、高齢化、労働力減少、総人口減少

日本の将来を考える上で、少子高齢化は最重要の単語です。



その割に、この単語の意味はすごく曖昧。
だから、少子高齢化とは何かについての理解が進みません。



定義上は、少子高齢化とは少子化と高齢化が同時に進行している状態を意味します。
でも、実際には、少子高齢化は以下の4つの意味で使われています。



<少子高齢化の4つの意味>
1.少子化
2.高齢化
3.労働力減少
4.総人口減少



これを知るのが、少子高齢化についての理解の第一歩です。
「少子高齢化とは何か?」と聞かれたら、「少子化、高齢化、労働力減少、総人口減少の4つの問題を総称する言葉」と答える。
テレビや新聞で少子高齢化という言葉を見たら、それがどの意味で使われているのかを気にかける。
それを続けると、誰が少子高齢化について理解していて、誰が理解していないのか、はっきりと分かります。



少子高齢化についての見識がある人は、少子高齢化という単語の意味の多さを理解しています。
だから、状況に応じて「少子化」「高齢化」「人口減少」などと別の言葉を使います。
もしくは、4つの意味を総称した言葉として少子高齢化という言葉を使います。



一方、見識のない人は、少子高齢化という言葉を「なんとなく日本の問題点を指す言葉」として使います。
そして、少子高齢化=少子化+高齢化とだけ捉え、重要な問題である労働力減少や総人口減少を見落とします。



少子高齢化を英語にすると"Decreasing birthrate and Aging population"です。
一語で書き表せないことからも分かるように、少子高齢化というのは日本独自の単語です。
日本の最重要課題を一つの単語で表した先人の知恵を無駄にしないように、その意味はきちんと理解したいものです。