Population

人口変化とその影響を明らかにし、変化対応を支援するブログです。

少子化のため甲子園に『足士新幕連合』などチームでの参加が可能に

日本高校野球連盟は、野球部員が不足している高校を対象に、今夏の大会から連合チームによる参加を容認しました。少子化の進展により、出場に必要な部員数を確保できない学校が増えているためです。読売新聞が報じました。



高野連の2011年の調査によれば、4000の加盟校のうち、部員不足が理由で公式戦で2大会以上に出場できなかった高校は、全国で96に上ったとのことです。



連合チームがOKということは、更に少子化が進展すれば、大阪桐蔭PL学園(大阪)VS横浜東海大相模(神奈川)みたいな決勝になるのでしょうか。



そもそも連合チームの名前はどうやって付けるんでしょうか。極亜久高校とか勝手に名乗って良いのでしょうか。それとも三井銀行住友銀行の合併みたいに、日本語名は三井住友銀行で、英語名はSumitomo Mitsui Banking Corporationみたいに妥協するのでしょうか。



てっきりチームとは2校による連合だと思っていたら、4校連合チームである「足士新幕(あしししんまく)連合」が今夏の大会に出場したそうです。部員が2〜4人の足寄、士幌、新得、幕別の4校によって結成され、選手は12人の北海道のチームだそうです。



これまで野球漫画だと、主人公が部員の足りない学校に入って少しずつ部員を集めていき甲子園を目指す、というのが定番のストーリーでした。ところが、少子化によって連合チームがさらに増えると、どこの高校と組むのかが大事になってきます。もしかしたら、野球漫画は信長の野望みたいなストーリー展開に変わるのかもしれません。



少子化が面白いのは、経済、地域、家族、の形を変えるだけでなく、あらゆる習慣や文化に影響を与えるためです。



とある島根県の村落では、神輿の担ぎ手である子供が大幅に減少したために、神輿を軽トラックに載せて祭りを行っているそうです。そして、この方法が革命的だということで、一部の村落に広まりつつあるそうです。



少子化はこれまで経済や行政の側面から語られることが多かったのですが、甲子園や神輿のように文化の側面から捉える視点が増えてもいいように思います。